復活節第4主日

ヨハネによる福音 10・1〜10
2005年4月17日


今日は召命祈願日です。
召命とは本来「聖なる主のお招き」という意味です。
このお招きは私たち全てに有益なものです。
私たちは既に神様の聖なる招きによって、回心を通じて洗礼を受け、罪によって赦されたばかりでなく、聖霊の賜物としていただきました。
これは「邪悪な時代から救われなさい」という愛のお招きです。〔使徒 2・38〜40〕

今日の福音で主は良い牧者であり、わたしたちは羊として喩えられています。
良い牧者は羊のためなら、どんな危険も甘んじます。
羊は牧社の招きに耳を傾け、それに答えようとする姿勢で生きていかなければなりません。
わたしたちは愛のお招きに信仰によって応えた人たちです。
神様は教会を通じてわたしたちをお招きになり、今も招いておられます。

私たちは良い牧者であるが主が手本を示してくださるように、謙遜と従順の姿勢で、良い牧者の心に、善としてのお招きに、真心を尽くして応えなければなりません。

最後に神様のお恵みと祝福に満ちた結婚の召名のうちにあって、誠から羊のために命をささげることのできる聖職者、修道者の召し出しがあることに、主に願いましょう。

アーメン

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